こんにちは、「やりたい!を叶える」マネーアドバイザーのカズヒコです。
あなたは生命保険に入っていますか?
それとも今は検討中ですか?
僕は生命保険に入っていません。
FP(ファイナンシャル・プランナー)の知識を持った上で、
自分の現状や生命保険について考えた結果、
生命保険はいらない
という結論に至ったからです。
せっかくなので、生命保険に入るかどうかを迷っているひとに向けて、
実例として僕が生命保険に入らない理由、
入らなくてもいいと考えた理由をまとめておこうと思います。
併せて、生命保険が必要なケースも想定してみました。
あなたの場合と比べたりなど、参考にしてみてください。
生命保険に入る理由を考える
はじめに考えておきたいのは生命保険に入る理由です。
どんなときに生命保険が必要になるのでしょうか。
これは生命保険のお金がいつ入るかを考えるとわかりやすいと思います。
そう、保険をかけている人が死んだときです。
なぜ死んだときにお金がいるのか、
それが生命保険の目的です。
生命保険の目的は
「死んだ人の収入に頼っていて、それがないと生活できなくなる」人に対して
必要な期間のお金を用意するものです。
自分が死んだときに必要な額を計算する
僕の場合ですと、僕が死んで困るひとは妻と子供です。
妻は現在働いていませんが、僕が死んだあと1年後ぐらいまでには
働くことができると思いますし、そういった計画も了承済みです。
子供については、両方の実家と幼稚園等で日中は対応できそうです。
1年もあれば新しい生活も普通になってくるでしょう。
そのころには追加のお金は必要ないはずです。
これで必要はお金は最大でも1年分と想定できました。
僕の家族の1年分の支出額は約240万円ほどなので、
必要な金額が240万円とわかりました。
必要額分の貯金があれば十分
今の貯金額は300万円以上ありますので、
僕が死んだときの必要額240万円は貯金でまかなうことができます。
シンプルですが、これが生命保険がいらない理由です。
どんな家計でもそうですが、大体1年分の支出額分の貯金があれば
生命保険は必要ないと思います。
ほかにもある生命保険がいらない理由
お伝えしてきた通り、生命保険がいらない一番の理由は
貯金で十分まかなえるからです。
ただ、ここでじゃあ貯金が必要な分なかったときは
生命保険が必要なのかと言われるとそれも違うと思います。
もし十分な貯金がなかったとしても生命保険が必要ないと考える、
ほかの理由があります。
貯金に比べて付加保険料がかかる
生命保険の保険料の中には付加保険料という
端的に言えば保険会社の儲けが含まれています。
保険会社も営利会社ですから当たり前と言えば当たり前ですね。
死んだときの必要額を貯めればいいので、
ただ貯金する場合にくらべて、この付加保険料がよけいな負担になります。
なので、できるだけ保険ではなく貯金で資金を用意したいところです。
60歳までの死亡確率が低い。
厚生労働省によると60歳までの死亡確率は男性で約8%、女性は約4%です。
60歳までの死亡率は10%以下でかなり低いと感じました。
そこで60歳までは保険ではなく、その分の金額を貯金した方がいいと思います。
僕はまだ40歳前なので、40歳から60歳までの20年間の余地があります。
もし現在貯金が0円だとしても、
1年当たり15万円ほど貯めることができれば、
60歳の時点で300万円を用意することができます。
生命保険が必要かもしれないひと
ここまで生命保険はいらないということをお伝えしてきましたが、
生命保険が必要と思われるひとについても
お伝えしておきます。
その生命保険が必要はひとは
1.結婚していて、小さな子供を養っている
2.必要な支出額分の貯金がない
3.頼れるひとが周りにいない
この3つの条件を満たす場合、
残された家族のお金が足りなくなる期間が出てきてしまいます。
「3.頼れるひとが周りにいない」があるのは、
もし、子供を預けることができれば、
奥さんがフルタイムで働くこともできます。
また、一時的に必要な生活費を借りることが
できるかもしれません。
このように金融資本がない代わりに、人的資源に頼るという考え方で
対応できるのではないかと思い、条件に入れました。
この条件に当てはまるような場合に、生命保険が必要だと思います。
ただ、その場合も付加保険料を考慮して、
保険金額はできるだけ小さい額にとどめたいところです。
もし余裕があったり、どうしても心配なら、
その分の資金は自分で貯金しておくといいですね。
貯金なら、万が一のときにだけでなく、ほかの目的でも使えますよ。
生命保険を見直してみましょう
あなたの生命保険もいらないかもしれません。
保険金額が大きすぎるかもしれません。
ぜひこの機会に生命保険について考えてみてください。
この記事があなたの生命保険の最適化に役立てば嬉しいです。
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